熊野市から約1時間30分～45分。以前は2時間以上かかったが、那智勝浦新宮道路開通(2008/3/30)により30分ほど短縮できた。
この本週最南端の町への訪問は今回で4～5回か。子供を連れて串本海中公園と太地くじらの博物館とか、熊野道ドライブ大辺路コースとか、あとは子供の頃の旅行。
なかなか行く機会が少ないが、直近では2007年12月以来。その時は和歌山市から海岸線をドライブして那智山へ参拝するコースだったので、串本は通り過ぎただけ。ああ、そういえば潮の岬灯台へは行ったかな。
そんな「本州最南端のＡコープの店」は国道42号線から「くしもと大橋」方面に向かうとプログレスデザインがプロデュースしたセンスの良い外観の店が見えてくる。
  隣は海。しかも串本港。これだったら鮮度バツグンの魚が入荷するでしょうね。
「船一艘　横付けセール」とかできるようなロケーション。
中に入ると、生産者直売コーナー「なんたん市」やこれまたグッドデザインの壁面装飾が目に入る。鮮魚では当然、「串本港」のシールが貼られた魚がズラリ。
うまく考えたなと思ったのがこちらの演出。
  天然ブリの頭と尾を使って、バットの上で「姿作り」を演出。
この他、天然ヒラメも同様の演出で売場作り。ついつい購入してしまった。
こちらの地域の方は魚を大事に販売している。
  卵系だけでなく、カツオのアラとか トンボシビチコロとか見たことないような商品まで。紀伊長島の主婦の店でもブリ・タイなどの内臓を販売していたし。見習いたいものです。

   地元ならではの「赤つぼ(あこうだい)刺身」「タチイカの刺身」などを見ながら、ついつい購入したのが「ヒトハメ」。紀伊長島では「ヒロメ」と表示されていたワカメの仲間。

このヒトハメは湯通しすると綺麗な緑色に変化。さらに砂糖、味醂、醤油で煮付けて、それをお握りに巻く「ヒトハメ寿司」は「めはり寿司」と並ぶ南紀の有名な郷土料理。
今回は串本産生たけのこと一緒に煮込んで食した。新鮮美味。
その他購入商品は食彩賓館三号館にアップ済み。

店内には和歌山県のＡコープらしく「水元流」のＰＯＰが掲示されている。ただし、同じＪＡ紀南のクックガーデンほどではない。
精肉前の通路には水道設備の付いた「実演販売用のコーナー」を設置。フログレスデザインさんのホームページの写真ではオープン時にいわゆる「ライブ販売」をされてい
たのが確認できる。訪問当日は未使用。もったいない。
惣菜では「地元のこだわり寿司コーナー」があり、地元食材を使った地元商店の手作り寿司(押し寿司等)がいい感じ。ありがとうVASEO。

↓　店舗横の　串本港

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↓　橋杭岩